24時間労働を強いるブラック経営者になれるゲーム『Frostpunk』

ポーランドのパブリッシャー11 bit studiosがSteamにて配信している「Frostpunk」が日本語対応しました。

本作は氷河期で雪が降り積もる世界が舞台となっており、既に人類の多くは死に絶えております。プレイヤーは残された人類の指導者となり、ジェネレーターと呼ばれる巨大な暖房を中心に備えた一つの街を運営するゲームです。

前から有志が日本語化modは公開していたのですが、公式で完全対応したのでmodを入れなくても日本語で遊べるようになった感じです。

このゲーム、プレイしてみたらかなり面白かったので、今回は「Frostpunk」について紹介したいと思います。

絶望系都市シミュレーション

街を運営すると言うと、有名どころで「シムシティ」や「Cities: Skylines」のような都市経営シミュレーションを連想すると思いますが、本作「Frostpunk」ではそれらのジャンルとは大きく異なっています。

もちろん操作感やプレイヤーができることは基本的に他の経営シミュレーションとほとんど変わらないのですが、このゲームの本質はサバイバルです。

街を発展させたり人口を増やすというよりはただひたすら「生き残る」ことを主軸としており、状況が悪くなることはあっても良くなることはまずありません。ジェネレーター周辺から獲得できる資源は有限なので徐々に減り、やがて枯渇します。

また、街の気温は市民の体調や満足度に大きく影響するのですが、基本的にゲーム終了までひたすら下がり続けるハードモード仕様。寒さに対する対策を次から次へと打たないと、病気で倒れた市民は平気で死ぬし、そうして労働力が低下すればより対策への道は遠くなるという悪循環に陥ります。

ゲームオーバー寸前に救済システム的なものは一応ありますが、多分そこまでいったら長くは持たないと思うので、結局全滅してゲームオーバーになります。

気を抜くことができない絶妙なゲームバランス

このゲームのいいところは難しすぎず簡単すぎずってバランスを保ちつつ、システム自体はシンプルに収まっているのです。

シミュレーションゲームにありがちな、「扱う情報量が多すぎる」「やることが複雑」という部分をうまく解消しつつ、ゲーム終了まで緊迫感を持ってプレイできます。

リソース管理はシミュレーションゲームだと大体めんどくさいんですが(面白さの要素でもある)、このゲームでは街を運営する際に必要な資源は大きく分けて「石炭」「木材」「鋼鉄」「食材(食料)」の4つです。

・石炭はジェネレーターの燃料となり、街の気温上昇や設備の維持に使います。石炭が枯渇するとジェネレーターが停止して全施設が機能停止してみんな死ぬ。

・木材と鉄鋼は建築や道路を設置するのに使用します。他には作業を効率化するための新しい技術や設備を研究するための素材にも使われます。木材と鋼鉄が枯渇すると悪化する環境に対策できずにみんな死ぬ。

・食材は調理場を建設することによって、食料へと変換することが可能です。市民の健康や不満度に影響します。食材のままでも使えますが、コスパも悪く特にメリットが無いので食料に変換して使うのが基本です。食料が切れると飢えてみんな死ぬ。

必要となる資源の数は少なく用途もわかりやすいので「覚えることが多くて複雑!」みたいなことにはならないと思います。

このあたりは都市シミュレーションが初めての方でもとっつきやすいですね。

極限状態の中でプレイヤーの倫理観が試される

このゲーム、特に序盤では人手も少なく使える資源も限られているため、人数分の家を用意するだけでもかなり厳しいです。当然、家に住めない人も生まれてくるわけですが、街の外に出ても死ぬだけなので、降雪の中ホームレスになります。

そしてそんな環境で過ごしているわけですから、病人もガンガン出てきます。病人になった市民は診療所を建設していればそこで治療を受けさせることが可能ですが、症状によって処置をプレイヤーの判断に委ねられる場面が発生するのです。

本作において、それは主に法律という形で行い、そのまま街の方針となっていきます。例えば凍傷になった患者に、四肢切断の処置を許可するかどうかなど。

テクノロジーの発展に賭けてひたすら延命させることも選択肢として可能ですが、その間診療所のベッドは1人分埋まり続けます。しかも生きているので食料は消費する上、動けないので労働力としては全く役に立たない存在になります。

上の画像は法律を制定する際の画面ですが、システムとしてはスキルツリーのように枝分かれしております。制定する法律には治療法以外にも、労働や食事の配給に関するものなどがあり、一つ一つが住民の期待と満足度を満たす、あるいは奪うものになるでしょう。

いくら考えても全員が助かる方法が見つからない。そんな時には非道徳的な手段や、10を助けるために1を犠牲にする選択も必要になるかもしれません。シフト制を24時間制にして労働力マシマシだ。

メインである「新しい家」というシナリオでは超絶やばい寒波が来るので、それに向けて準備を重ね、最終的に一人でも生き残ることができればクリアとなります。

まとめ

今回は「Frostpunk」の紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。

中々類似したゲームも思い当たらないので、都市経営シミュレーションをやった事がある方も本作は新鮮な気持ちで楽しめるはず。

また、序盤はチュートリアルと一緒に進んでいくので何を行えばいいのかと迷いにくく、こういったジャンルを遊んだことない方にもおすすめ。

岐路に立たされた時、あなたはどのような選択をするのか?気になった方は是非プレイしていただければと思います。











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