関孫六の三徳包丁をかれこれ6年位、ほぼ毎日使っています。もうだいぶ年季が入ってますね。
実はこの包丁買ってから今に至るまで、一度も研いでおりません。「研がなきゃ」って思ってはいたんですけど、ずっと先送りにしていました。
明確に刃が欠けたとか、全く切れないって訳でもないので緊急性が低いんですよね。
そして、先日、やっと重い腰を上げ包丁を研ぐ道具を買いました。
貝印の「関孫六 ダイヤモンド & セラミック シャープナー」です。
結論を先に書くとなまくら刀が完全に妖刀になった。
関孫六 ダイヤモンド&セラミック シャープナーを選んだ理由
まあ実を言うと、特に深い理由はなくて、使ってる包丁が関孫六なので揃えてみました。
京セラとかも電動シャープナーとか出していますが、別メーカーを買う必要もないし、統一したほうが失敗しにくそうですしね。
あと単純にAmazonのレビューもかなり高いです。
箱から出した状態はこんな感じ。使わない時は透明のカバーに収まるようになっています。
ケースとシャープナーは独立しておらず、スライドして引き出す仕組みなので、地味に親切設計です。
シャープナーの使い方
カバーからシャープナーを引き出した状態が上の写真。
右から1,2,3と数字が書いてありますが、手順としてはその順番のまま包丁を研ぐ(通していく)だけです。5分もあれば終わります。
研ぐ回数は1と2が各10回ずつ、3が5回を目安にするといいです。
工程が3段階に分かれていますが、役割としては以下のような感じです。
2.刃角落とし。セラミック砥石でさらに刃を薄くし、切れ味を向上する。
3.仕上げ刃付け。こちらもセラミック砥石で、刃先先端を滑らかに仕上げる。
シャープナーで包丁を研ぐ際に注意すること
包丁を斜めに当てたり、前後に動かしてはいけないので注意しましょう。
また、乾式のため、水につける必要はありません。
目安としては月に1,2回の頻度で研ぐといいみたいです。
片刃やパン切り用など特殊な包丁には対応していないので、研ぐ際には気をつけてください。
研いだ包丁を実際に使ってみた
包丁の見た目に関しては当たり前だけど、殆ど変わってないです。
刃のところが綺麗になってる気もしなくもないですが、正直誤差の範囲。
これで試し切り兼ねて野菜と肉を切っていきますよ。ターゲットは豚肉となすです。
正直、切った瞬間の感触が違いすぎてビビりました。
流石に当てただけで切れるみたいなことはないですけど、明らかに刃の通りが違う。
特に豚肉切った時に感じたんですが、変な抵抗とかがなくなってるんですよね。スルッと切れるみたいな。無駄に刃を前後に動かす必要がないというか。
今までだとすじのとこだけ上手く切れなかったりして、のこぎりみたいな切り方してたけど、包丁が悪かったのか…。(6年研いでなかったら当たり前)
豚肉とナスの味噌炒め
切った材料で、豚肉となすの味噌炒めを作りました。需要あるか分からないですけど、一応レシピも書いておきます。
部分的に簡略化してますが、飲食店でバイトしてた時に教えてもらったレシピなので、わりとちゃんとしたやつです。
なす…2こ
味噌…大さじ1
酒…大さじ2
砂糖…小さじ1
ごま油…適量
<お好みで>
白ごま…少々
①豚肉とナスをたべやすい大きさに切る。
写真だと斜めに輪切りしてますが、乱切りでもいいです。
皮は剥いてもむかなくてもどっちでもいいです。ぼくはめんどくさいので剥きません。剥かなくてもおいしい。
②フライパンでごま油を温めたら豚肉入れて、ある程度焼けてきたらなすも入れる。
ナスを下側に配置すると、油を吸いやすくなって火も通りやすくなるのでおすすめです。
③残りの材料を混ぜて一緒に炒める。
全体に絡んだらお皿に盛り付けましょう。
まとめ
研いだら少しはマシになるかなって思って研いでみましたが、予想より遥かに効果出ました。
モンハンなら切れ味ゲージがオレンジから青に変わったレベル。
包丁研いでない人、世界が変わるからマジで包丁は研いだほうがいいよ。
特に関孫六の包丁使ってる人なら今回紹介したシャープナーは相性も抜群なのでおすすめ。