『ザ・ボーイズ(The Boys)』欲と名声に取り憑かれたクズヒーロー達を一般人が倒す!

「ザ・ボーイズ(The Boys)」をPrimeビデオで観ました。同名のアメコミを原作としたAmazonオリジナルのドラマ作品です。

作品の設定とストーリーがめちゃくちゃブラックユーモア効いてて、開幕からかなり飛ばしてきます。

終盤の方はちょっと思っていた方向と違う方向に着地しましたが、1話から最終話まで一気に見てしまい、総合的にはかなり楽しめました。

『ザ・ボーイズ(The Boys)』のあらすじ

世界にはたくさんのスーパーヒーローが存在し、世間を賑わせ活躍していた。

ある日、電気店に勤める一般人の男性ヒューイが恋人のロビンと信号待ちをしていた時、スーパーヒーローの一人であるAトレインが彼女を轢き殺してしまう。

ニュースではロビンが飛び出したことによる不幸な事故と報道され、ヒューイの元にも事件についてこれ以上口外しないようにと、Aトレインが契約を結んでいる企業「ヴォート社」が賠償金を積んで迫ってくる始末。

提案は断ったものの、絶望したヒューイの前にビリー・ブッチャーという謎の男が姿を現した。彼に連れられてある怪しいバーに入っていくと、ロビンを轢き殺した事件について笑いながら話すAトレインの姿を見かける。

スーパーヒーローの裏の顔見てしまったヒューイは、Aトレインへ復讐するために立ち上がるのだった…。

ヒーローの裏の顔

この世界ではスーパーヒーローは企業に雇われて人助けをしています。そして、裏では私利私欲のために能力を使い、人々を見殺しにしたり犯罪行為、またはその隠蔽活動を行っています。

悪とは戦っているけどあくまでビジネスであって、「正義」とはかけ離れたスーパーヒーローたちの実態。

実際ヒーローが激しい戦闘やアクションを繰り広げてる裏で、現実的に考えたとしたら、こういった被害者がたくさんいてもおかしくはなく、本作はそこを着眼点にしているのかなって感じです。

基本的にスーパーヒーローたちはどこかで見かけたようなデザインばかりです。色んな方向に皮肉りすぎててヤバイ。

ただ、スーパーヒーローたち全てが悪役かと言うとそうではなく、女性陣のスーパーヒーローは比較的人格がまともです。風刺的な気もしますが。

主人公たちは弱い

敵であるスーパーヒーローたちに比べて主人公たちには何の超能力もありませんので、普通に戦ってもまず勝てません。銃で撃ってもノーダメみたいな奴らだからね。

基本的にこの映画は戦略を練ってバトルするってよりは、あくまで「復讐する」なので、直接敵わなければ人質も取るし、ヒーローの弱みを握るために色んな方法で追い詰めていきます。

なので、主人公たちがクズなヒーローたちを成敗する「正義」かというと別にそういうわけでもないのが、面白いところです。

まあヒーローたちも平気で人質取ったりするので、やっぱり当然の報いと言うか、弁護の余地はありませんが。

ポイントとしてはどんなに強いヒーローでも必ず弱点はあるということですね。

まとめ

いやー、久しぶりに面白い海外ドラマ観ました。ストーリーもキャラもテンポもよかったです。

こういう王道に対するアンチテーゼ的な作品個人的にかなり好みなので、オススメかつ、気になった方はぜひ観てほしい一作。

Prime会員なら無料で観れます。ついでにAmazonオリジナルなので、配信はAmazonだけです。他の映画配信サービスだと観れません。

オチだけは多分気になる人出ると思うんだけど、そこを考慮してもよく出来た作品です。いや本当に。

ちなみにザ・ボーイズの原作はこちら。